更新日:2017年2月24日
家庭における食育の推進については、家族全員が健全な食生活や食習慣を形成できるように適切な取組を行うことが重要です。特に子どもにとっては、生涯にわたる健康づくりの基盤となっていきます。
食の楽しさを知り、知識を習得すれば、食育への導入も容易になります。家庭でも、家族そろって食卓を囲んだり、食事の準備をしたり、家庭菜園を作るなど、食に対する興味が湧くような楽しい食育に取り組んでみませんか?
親の生活リズムは良くも悪くも、そのまま子どもの生活リズムとなってしまいがちです。生活リズムが良い場合は問題無いのですが、悪い場合は子どもの将来にまで大きな影響を及ぼす可能性があります。そのため、まずは食生活から規則正しく、栄養バランスに気を付けるように改善し、最終的には家族全員で健全な生活リズムを形成できるように心掛けましょう。
子どもの発達段階に応じて、食事の前後のあいさつや箸の使い方などのマナー、歯磨きの仕方などを指導しましょう。また、食材について教えて、簡単な調理ができたり、食べることの喜びや楽しさを実感できるようにするなど、必要な食育を指導しましょう。
地元食材を積極的に活用して、地産地消を推進しましょう。また、食材の旬の味や調理の仕方、食の生産や流通、食品の安全・安心に関する知識の習得を図りましょう。
行事食や地域の伝統料理などを通じて、食の知恵や多面的な広がりを知り、「次世代に伝えたい都城の味」を継承していきましょう。
食を大切にし、食べ残しなどを出さないように努めることはもちろん、食べ残しが出たときも堆肥化などにより、資源として有効活用しましょう。