更新日:2017年2月24日
農業生産者などの食育に対する役割は、食を生み出す場にいることから、消費者に対する信頼を構築し、また、消費者との交流を促進していくことです。そのためには食育・地産地消の活動に積極的に参加したり、時にはそういった場を提供したりして、一緒に食育・地産地消に取り組みましょう。
消費者に安全・安心な農作物を提供するため、生産工程の全てを管理する農業生産工程管理(GAP)に取り組んで、農薬や化学肥料の低減に努めるとともに、トレーサビリティ(流通における生産者情報などの伝達の取り組み)による情報提供に努めましょう。
教育ファームやグリーンツーリズムなどを通して消費者との交流体験活動を行い、農業への関心や食と農の関係性について理解を深めてもらい、信頼関係の構築を図りましょう。
地元でとれた農畜産物について、学校給食や一般施設における給食などへの活用、料理レシピや販売場所の情報提供など、消費の拡大につながるような取り組みを通して、地産地消を推進します。
行政やその他関係者などが主催するイベントや研修会、体験学習や交流会など、地域の食育・地産地消に貢献する活動に積極的に参加しましょう。